タイトル あんぱんまん
作・絵 やなせ たかし
フレーベル館
これはアニメで有名なアンパンマンです。
でも、ちょっと違うのは名前もひらがなだし、
絵もかわいくないです。
ジャムおじさんだって「ぱんつくりのめいじんです」
と、名前がないです。
マントだってぼろぼろだし、
得意のアンパンチで悪いやつをやっつけるわけでもなく。
でも、作者が大事にしているものが伝わってきます。
あんぱんまんがどういう意図でつくられたのか・・・
正義は決して格好のいいものではないのです。
おなかのすいている人に自分の顔を食べさせるために、
あちこち飛んで行くのです。
あんぱんはおいしいあんこがたっぷりで
すぐに元気になれるのです。
顔がなくなってしまっても元気空を飛べて
新しい顔を作ってもらったら
また誰かおなかのすいた人を助けに行く。
32ページあります。
でも、2才の娘も最後までじーっと聞いています。
あのアニメのようなかわいいキャラクターでなくても、
子供にはお気に入りの一冊です。